育毛剤や発毛剤を使用する際、副作用が気になる方も多いのではないでしょうか。 育毛剤や発毛剤の副作用について詳しく見てみましょう。
育毛剤と発毛剤の副作用とは
まず、育毛剤と発毛剤の副作用について調べます。
起こり得る副作用
育毛剤や再生剤を使用した場合に起こり得る副作用には、塗ったところの赤やかゆみなどがあります。育毛剤と発毛剤は、血液によって全身に成分を運ばない外用剤です。したがって、副作用は塗ったところにだけ現れます。
育毛剤と発毛剤には副作用があるため、薄毛が進行する心配する人はほとんどいません。 しかし、かゆみで掻いてしまうと物理的に毛が抜けることもありますので、早めに受診することが大切です。
副作用があるときは?
副作用が発生した場合は使用を中止してください。 使用直後に副作用が出た場合は、洗い流すことをおすすめします。そのうえで、頭皮の状態に応じてクリニックで治療を受けることが大切です。
頭皮の環境が乱れると薄毛につながる可能性があるため、副作用が発生した場合は医師に相談してください。
成分によって異なる副作用の現れ方
育毛剤・育毛剤は外用剤ですのため、全身への副作用の心配はありません。 ただし、経口薬として使用する場合、次のような副作用が生じることがあります。
男性機能に影響を及ぼす成分
AGA薬に用いるプロペシアの主成分である「フィナステリド」やザガロの主成分「デュタステリド」には、男性機能障害の副作用があります。 勃起不全や性欲減退など、いくつかの副作用を引き起こす可能性があるため、子供を望むタイミングでの服用は避けたほうがいいでしょう。また、多くの経口薬の副作用でもある肝機能障害を引き起こす可能性もあります。
体に一定の影響を及ぼす成分
塩化カルプロニウムには、腹痛、下痢、吐き気、胸やけ、胸の圧迫感などの副作用があります。 また、ミノキシジルには血圧低下や動悸などの副作用があるため、降圧薬との併用はできません。 ミノキシジルは育毛剤に含まれる成分の一つで、日本では外用剤のみが流通しています。
ただし、一部のクリニックではミノキシジルの内服薬が処方されているため、服用する際は副作用に注意が必要です。